スマホやパソコンで手軽に買い物ができるインターネットショップは近年増えてきたビジネススタイルですが、専業でネットショップを経営している事業者も、ファクタリングサービスによって資金を調達する必要が出てくることもあるでしょう。

実際に一部のファクタリング業者ではネットショップ事業者が使えるファクタリングサービスもあり、活用することで経営をスムーズにしているケースも少なくありません。

ネットショップ事業者のファクタリングの特徴や他の業種との違いの有無などを紹介します。

ネットショップによるファクタリングとは?

ネットショップでのファクタリング

ネットショップで使われるファクタリングというのは、商品の売掛金に対して行なうもので、一般的な企業間の売掛債権によるファクタリングとあまり変わりません。

ネットショップの経営は副業として行なう個人経営もありますし、会社組織として行なうこともあります。

いずれにしても近年増えてきたスタイルの商売であり、上手に経営すれば経営を安定させ、規模を広げることも可能なジャンルです。

ただし、

  1. 商品販売
  2. 決済手続き
  3. 入金
  4. 売上の回収

まで一定の期間が開くため、その間に資金不足に陥ることがあり、ファクタリングが必要とされています。

ネットショップの販売方法では、クレジットカードでの決済が大半を占めることになり現金商売が難しく、どうしても販売と売上金回収の間が開くことがあり、仕入れや設備投資などの次のアクションが遅くなりがちです。

こうしたネットショップでのキャッシュフローのアクションの遅さは売上の停滞につながるため、一定の手数料がかかるファクタリングを使用してでも解消したいと考える人も多いものです。

ネットショップファクタリング特徴

ネットショップでのファクタリングの特徴

ネットショップで行なわれているファクタリングの特徴を紹介します。

手数料の目安

ネットショップのファクタリングの利用には比較的高めの手数料がかかることがあります。

ネットショップ自体の信用度も、新しい業種なのであまり高くはなく、さらに3社間ファクタリングが実質的に難しいため、高い手数料を支払うことになりやすいのです。

ファクタリングに使う売掛金の種類

ネットショップでファクタリングを利用するのが、ネットショップで売り上げた商品代金です。

消費者の支払いからショップに現金が入金されるまで若干~数ヶ月の誤差があるため、これを無くすために使用します。

出店しているショッピングサイトによって売上金額の入金サイト(回収スピード)が決まっており、月末締めの翌月○日払いなど、売上から入金までにズレが生じます。

そのため、その期間が長くなると材料費などの仕入れなどの運営費として現金が使えず、資金不足で経営が停滞してしまうのです。

また、これ以外にもクレジットカード決済による売り上げが多く、やはり実際の入金が売上の数ヶ月先になることがあり、現金不足に陥りかねません。

そのため、こうした売上金額の早期回収のためにファクタリングが有効に利用されます。

ネットショップによるファクタリングのメリット

現金化のメリット

ネットショップでファクタリングを利用するメリットを紹介します。

入金を早めて仕入れ費用や運転資金を確保

ネットショップがファクタリングを利用するのは、専ら次の商品販売につながる仕入れ費用や設備投資費用などに現金が必要なためです。

現金化を早期に行うことができれば、次の仕入れも早くなり、新しい商品の出品を早めることができます。

ビジネスチャンスを得るためには、多少の手数料を支払っても惜しくはありませんしその分で新たな売上で利益が出れば良いのです。

また、大規模のネットショップであれば、

  • 物流センター
  • 倉庫
  • 自社で依頼している運送会社

への支払いなどもあり、さらに現金が必要となるためファクタリングに大きなニーズがあるのです。

銀行融資が不可となる小規模のショップでも利用できる

ネットショップには中小規模の会社も多く、銀行融資もなかなか通らない場合も少なくありません。

そういった個人経営や小規模のショップにも、ファクタリングであれば、確定した売掛債権の買取なので利用しやすくなります。

ファクタリングは規模の小さい会社が現金の調達に困った時を乗り切るための方法のひとつです。

ネットショップファクタリングのデメリット

ファクタリングのデメリット

ネットショップのファクタリングのデメリットを紹介します。ファクタリングはどんな店でも利用できるとは限りません。

手数料によって利益を減らして経営悪化に

ネットショップのファクタリングは、手数料が高いことが多く、使いすぎると手数料がかさんで経営を悪化させる恐れがあります。

ファクタリングは使うたびに実質的には売上を減らすリスクとなるため、計画的な利用によって手数料以上の利益をつかめる時のみに限って使用するのが望ましいでしょう。

売掛金以上の利用はできない

ファクタリングは、銀行融資のように今ある売掛債権以上の金額を調達することはできません。

売掛金以上の現金が必要な場合には、銀行、もしくは公庫などの融資を検討しましょう。

販売自体が停滞している、もしくはネットショップ開設したばかりで売上がない状態でもファクタリングは使えないので、別の方法で現金を調達することが必要です。

また、独自のホームページで銀行振り込みなどで取引をしている場合には、売掛金自体がないので同様にファクタリングは利用できません。

ネットショップは、近年増加しているビジネススタイルであり、ファクタリングも利用できるようになってきています。

ネットショップを経営している会社の中には融資が難しい会社もあり、ファクタリングは現金調達の良い方法のひとつです。

ただし、利用の仕方によっては経営に悪影響を与える恐れがあるため、利用に当たっては慎重な判断が求められます。

また、ファクタリングが有効な現金調達手段にならない会社もあるためすべてのネットショップに効率的な資金調達方法とはいえないでしょう。

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