最近では「事業が赤字で困っている」という理由からの資金調達だけではなく、「業績は黒字だがキャッシュがない」という理由からも資金繰りが苦しい企業も少なくありません。

特に入金サイクルの長い業種ほど、このような「黒字経営でも現金がない」という企業は多くファクタリングは有効な資金調達方法として活用されているのです。

ファクタリングなら銀行での融資とは違い、審査も柔軟な基準となり、そして資金調達までが大変スピーディーであるという特徴があります。

また、会社起業から間もない会社でも、実はファクタリングは利用することができる資金調達方法なのです。

ファクタリングの場合、

  • 起業直後
  • 起業して1年未満

といった銀行融資の審査の通りにくい会社であったとしても、利用をすることが出来る資金調達となっています。

このため、設立してまだ間もないという場合も、安心してファクタリングの利用が出来ます。

しかし、起業から間もない会社がファクタリングをする場合、注意しておきたいことがいくつかあります。

そこで、起業から間もない会社のファクタリングの注意点について詳しくみていきましょう。

ファクタリングの基本的な特徴

ファクタリングの基本的な特徴

ファクタリングは、銀行融資やビジネスローンと違い、ファクタリングを利用する会社の審査は簡易的な内容であり、起業してから1年未満の企業でも利用が可能となっています。

  • 銀行融資
  • ビジネスローン
  • ノンバンクによる法人向けローン

といった場合、信用情報機関による厳格な審査がありますし、そもそも起業をしてから1年未満の場合、申し込みすら受付ないケースがほとんどとなるでしょう。

しかし、ファクタリングは会社設立から1年未満でも利用をすることは可能となっています。

その理由として、ファクタリングは申し込みをする会社の信用力よりも、売掛先の会社の信用力を重視するからです。

ファクタリングの申し込みをする会社の状況ももちろん見られることになりますが、

  • 税金を滞納
  • 赤字経営
  • 多重債務

といった会社でも利用が可能なケースがほとんどなのです。

売掛先の信用力が重視されるファクタリング

売掛先の信用力を重視

ファクタリングを利用する会社は、このように、起業をして間もない時期でも、何ら問題なく資金調達することができます。

しかし、このファクタリングで注意をしておきたいのが、肝心の売掛先の信用力に関することです。

ファクタリングを利用する会社が起業して3ヶ月程度でも特に問題はありませんが、売掛債権の売掛先が起業して3ヶ月といった起業したばかりであれば、問題があるということになります。

ファクタリングでは、何よりも売掛先の信用力というものが重視されます。

起業から間もない会社でもファクタリングは出来ますが、売掛先の信用力が無ければ、当然利用をすることが出来ません。

たとえば、売掛金を支払う売掛先の会社が、もしも起業して間もない場合、信用はなく倒産してしまう可能性がそれだけ高いといえるでしょう。

ファクタリング業者からすると、入金してくれる前に倒産する可能性が高い売掛先は未回収リスクが高いので、避ける傾向にあります。

反対のケースではファクタリングを利用する会社が起業したばかりでも売掛先が大手企業やメーカーの場合には、売掛金が未回収となるリスクは少ないため現金化することができるのです。

ファクタリングを利用する会社自体はこのように審査基準が非常に甘いですし、起業して3ヶ月で赤字の状態でも問題はありません。

しかし、肝心の審査の対象となる売掛先が赤字の状態だったり、起業して3ヶ月程度の会社であれば、ファクタリングが利用できない非常に可能性が高いです。

売掛金の入金サイクルによっても対応は異なる

売掛金の入金サイクル

このように、ファクタリングは起業から間もなくても利用が出来ますが、売掛先の会社の経営状況によって、対応が変わってくる可能性があります。

さらに取引先企業の経営状況以外にも売掛金の入金サイクルにも注意しなければなりません。

売掛債権の入金日までの期間の長さによっては、ファクタリング会社にとってリスクが変わってきますので、対応が異なってきます。

売掛金の入金日までの日数が短いほどリスクが低いと考えられますので、

  • 審査の通過が非常に短かい
  • 手数料が安くなる可能性が高い

といった内容になるでしょう。

反対に、入金までの期間が長ければ

  • 急な経営状況の悪化
  • 親会社の倒産
  • 業界全体の景気悪化

といったようなリスクが高いと判断されてしまい、手数料も高くなってしまったり、審査まで時間がかかってしまうケースがあるので、注意が必要となります。

審査は売掛先企業の経営状況が重要

取引先の経営状況

ファクタリングの審査についてですが、売掛先企業の経営状況や信用情報についても審査されることになります。

  • 信用情報
  • 利益額
  • 借入件数
  • 自己資本比率

などもチェックされますし、依頼元の会社との取引の期間もチェックされることになります。

条件を満たしていなければ、ファクタリングができない可能性もありますので注意をしましょう。

売掛先が個人事業主の場合

個人事情主には注意

ほとんどのファクタリング業者では、売掛先が法人であることが条件として設定されていることが多いです。

法人の売掛先があれば、起業して間もなくても問題ないところもありますが、取引先が個人事業主である場合にはファクタリングの利用は困難でしょう。

このため、売掛先が法人でなければ、ファクタリングは出来なくなりますので、注意をしましょう。

起業から間もない会社によるファクタリングの注意点ですが、起業して間もない事業主でも利用は可能ですが、売掛先については審査がしっかりとされますので、売掛先の状況によっては、ファクタリングが利用できない可能性もあります。

たとえば、入金日までが長かったり、売掛先の信用力が低い場合には、ファクタリングが失敗してしまう可能性もありますので、くれぐれも注意をしましょう。

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